歩きたくなる未来
未来の神戸は
歩いているだけで
なんだか楽しいまちでした
道ゆく人も、
同じ広場にいるようで
歩いても、走っても、
立ち止まってもいい
ここはきっと
だれもが自由に
自分らしく過ごせるまち
それはきっと
新しい出会いにつづくみち

突然吹いた風に誘われ、
未来の地へ舞い降りた主人公・ミチ
彼女がそこで見たのは、
今よりもっと、多彩な人たちと場所、
そして人の優しさが交差(クロス)する、
こころ豊かにときを過ごせる
未来の街・神戸三宮の姿だった…







広い道での人とのふれあい
三宮駅周辺をはじめとする神戸のまちの中心部には、まるで公園や広場のような空間がひろがっています。まちなかの道なのに、車は走っていません。
せかせかと移動するだけの歩道もなくなっていました。
まるで広場のようにひろがった道の上では、自然や人たちとのふれあいが生まれる。そんな場所に変わっていました。



子どもや親たちが笑顔に
神戸のまちでは、親たちだけが頑張るのでなく、たくさんの人たちが子育てを応援してくれます。
今よりずっと、子ども・子育てにやさしいまちになっていました。子どもや親たちの笑顔があふれる、楽しみやすいゆとりある空間で、みんなのあたたかい思いやりの気持ちをストレートに感じながら、もっともっと、笑顔で、子育てを。



海外から来た人との交流
2025年、神戸空港には「海に浮かび、森を感じる」というコンセプトの新しいターミナルビルが誕生。
そして2030年頃に国際定期便が就航し、とても便利な国際空港になります。海外からたくさんの人たちが神戸に。
最先端のIT企業もたくさん立地しているこの街を舞台に、技術ももっと進化しているので、
海外からやって来た人たちとのコミュニケーションはきっと楽しいものになっているはずです。



木陰でそっと憩う人
都心なのに緑に覆われ、木陰でひと休みすることもできる。
そもそも神戸の魅力は、まちの近くに豊かな山、その先には美しい茅葺民家が残っている里山が広がっていること。
そんな「緑の豊かさ」を、神戸の都心・三宮周辺でも感じられるようになっていました。疲れたら、ちょっとひと休み。そんな豊かなところでした。



街から山へと行き来する人
神戸は市街地と山の距離が近いです。
山すそにあって新幹線が停まる「新神戸駅」の南側は、六甲の山々と都心部をつなぐハーブをテーマにした公園のように生まれ変わっています。
お散歩気分でハイキングをして、そのまま緑あふれる新しい街を散策することも…。今よりもますます歩行者にやさしくなる神戸のまちは、今よりずっと山へ「おでかけ」したくなるまちでした。



人の思い出と自然が
大切に守られるまち
神戸のまちは、ずっと、ずっと、居続けたくなるまち。年齢に関係なく、どんな世代の人も快適に過ごせる。
街なかにある太い木の下で、子どもの身長をはかったり、何十年も連れ添った相手と仲良く豚まんを食べたり。そんな思い出が生まれるのも、豊かな自然のおかげです。
神戸の人たちが誇る山と海、そして自然を未来につなぐ。
三宮で非日常のドラマチックな体験を楽しみつつ、郊外ではゆっくり暮らすことができる。自然とも調和した、千年先を見据えたまちになっていました。


文化芸術を通じた人とのふれあい
日本ジャズ発祥の地・神戸は、文化芸術にも自然と出会えます。未来の神戸の街なかでも、きっと、風に乗って、美しい音楽があちこちから聴こえてくることでしょう。
文化や芸術は、新しい発見をつくって、人と人のつながりを生みだしていく源泉。
そんな神戸のまちなら、きっと、いろんな働き方や暮らし方を見つけることができるかも。



花があふれる街だから
新神戸駅から北に足をのばすと布引ハーブ園。南だと海岸まで「フラワーロード」と呼ばれるみちがつながっています。
そして旧居留地の東遊園地には「花時計」が鎮座。新しい神戸には、いまよりたくさんの花があふれていました。
神戸市の花である「アジサイ」は、六甲山系に広く自生していて、土地の性質によって青やピンク、白へと花の色を変えるので「変化」という意味を持っています。
そんなアジサイを眺めていれば、人生にも新しい変化が起きるのかもしれません。



人にも地球にもやさしい移動
203X 年の未来の神戸では、次世代型の路面電車で、まちの中心部からウォーターフロント (海岸部)まで気軽に移動できます。今でも、このルートには「Port Loop(ポートループ)」と呼ばれる2両編成のバスが運行中。
それだけでなく、山側も回る「City Loop(シティループ)」や、環境に優しい水素バスもあるのです。環境にやさしい公共交通が進化した神戸は、どこへいくのも快適でスムーズ。人にも地球にもやさしかったです。


海辺の空気を感じる人
ずっと変わることがない美しい海が神戸にはあります。海辺ならではの空気がただようベイエリアも、<歩きたくなる>ところに変わっていました。
プロバスケットチームの本拠地である神戸アリーナがある港の突端には、海と山の両方を一望できる緑の丘が。
自然の恵みを感じながら人がゆっくりと過ごすことのできる新しいベイエリアで、あなたならどんな時間を過ごしますか。






森 ふた葉
2002年12月24日生まれ
神戸市出身。
16歳で秋元康氏プロデュースのアイドルバンド「ザ・コインロッカーズ」のオーディションに合格し芸能活動をはじめる。
2019年メジャーデビュー後は選抜メンバー(ドラム担当)に選ばれ多数メディア出演。
2021年12月バンド解散、翌年ソニー・ミュージックアーティスツに所属。
現在は俳優として映画、ドラマ、CMのみならずサポートドラマーでLIVEに出演するなど、マルチに活躍の場を広げている。
【出演作】
映画『放課後アングラ―ライフ』
ドラマ「パリピ孔明『AZALEA』」(フジテレビ)
映画/ドラマ「このハンバーガー、ピクルス忘れてる。」
CM「阪南大学」「ジョージア」
MV「汐れいら」「クジラ夜の街」など
「大好きな地元神戸の未来を描く映像に出演できた事、 大変光栄に感じています。 この映像は未来に不安を感じている同世代の方々含め、皆さんに元気を与えられる映像だと思っています。 ぜひ地元・神戸だけでなく全国、世界中の人々にご覧頂きたいです。どうぞよろしくお願いいたします。」

2006年東京都生まれの18歳。
2019年YMO結成40周年を記念したトリビュートコンサート〈Yellow Magic Children〉に、13歳で参加した事をきっかけにシンガーとしての活動を本格的にスタート。
高橋幸宏、TOWA TEI、ROTH BART BARONなど多くのミュージシャンとの共演を果たす。
2022年より自身のリリースを開始し、2023年3月にファーストアルバム「HUES」をリリース。
7月30日ソニーミュージックより「flowers」でメジャーデビュー。

同曲は「Fate/Grand Order」Memorial Movie 2023テーマソングに抜擢され、メジャーデビュー日には、幕張メッセ国際展示場ホールで開催された『Fate/Grand Order Fes. 2023 夏祭り~8th Anniversary~』に出演し大観衆を前にパフォーマンス。
8月には上海公演にも出演した。
11月にはTVアニメ「はめつのおうこく」OPテーマとしてシングル「消えるまで」をリリースし、収録曲「たゆたう」で「モネ連作の情景」イメージソングを担当。
今回の映像をこれからの未来を担う若者たちにも届けたい、そして国際都市神戸の未来を描いた映像を、広く世界中の人に見てもらいたいとの想いから、18歳、次世代を担うシンガーHana Hopeの楽曲が起用された。


宇城 秀紀
神戸市出身。
日本映画学校を卒業した後、映画、CM業界を経てソニーPCL入社。
映画監督・映像作家・クリエイティブディレクター。
最先端の映像表現やテクノロジーを活用した映像演出を得意とする。

203X年 未来の神戸をバーチャルプロダクションで描き出す
