シスメックスのスケートリンクについて調べている人の多くは、一般の人でも滑れるのか、料金はいくらか、何時から営業しているのか、子どもや初心者でも利用しやすいのかといった疑問を持っているのではないでしょうか。
正式名称は「Sysmex Kobe Ice Campus」で、神戸市中央区のHAT神戸エリアにある通年型アイススケートリンクとして、競技者の練習だけでなく、家族のお出かけ、友人同士のレジャー、初心者の体験、スケート教室など幅広い目的に利用されています。
ただし、一般滑走の営業時間は毎日同じではなく、貸切利用や教室、競技練習、イベントなどによって変わるため、料金だけを確認して出かけると、希望する時間に一般利用できない可能性があります。
ここでは、2026年6月時点で公式に案内されている施設の特徴、一般滑走料金、貸靴、服装、アクセス、駐車場、初心者が安全に楽しむポイント、教室や会員制度まで整理し、初めて訪れる人が来場前に必要な情報を一通り把握できるように紹介します。
シスメックスのスケートリンクは神戸で通年利用できる施設

シスメックスの名前が付いたスケートリンクは、神戸市中央区脇浜海岸通にある「Sysmex Kobe Ice Campus」で、季節を問わず氷上スポーツに親しめる神戸市内唯一の通年型アイススケートリンクです。
国際規格の広さを持つ本格的なリンクですが、競技選手専用の施設ではなく、一般営業の時間帯には未経験者や家族連れも通常の滑走料金で利用できます。
営業時間は貸切や教室の予定に応じて日ごとに変わるため、施設の概要を理解したうえで、公式サイトの営業カレンダーを確認してから訪れることが重要です。
正式名称はSysmex Kobe Ice Campus
施設の正式な愛称は「Sysmex Kobe Ice Campus」で、一般社団法人神戸スケートが運営し、神戸市に本社を置くシスメックス株式会社がネーミングライツパートナーとなっています。
検索時には「シスメックススケートリンク」「シスメックスアイスリンク」「神戸アイスキャンパス」など複数の呼び方が使われていますが、いずれも基本的には同じ施設を指しています。
施設名に含まれる「Ice Campus」には、スケートを通じて学び、できることを増やし、利用者の可能性を広げる場所にしたいという思いが込められています。
初めて情報を探す際は、類似名称の期間限定リンクと混同しないように、住所が神戸市中央区脇浜海岸通2丁目2番5号になっているかを確認すると間違いを防げます。
料金や営業日などの最新情報は、運営者が更新しているシスメックス神戸アイスキャンパス公式サイトを基準に判断するのが確実です。
2025年に開業した新しい施設
Sysmex Kobe Ice Campusは2025年6月20日に開業し、貸切利用などを先行して開始した後、2025年7月12日から一般営業が始まりました。
比較的新しい施設であるため、館内にはエントランス、券売機、貸靴コーナー、更衣室、休憩スペース、コインロッカーなど、一般利用者が滑走準備をしやすい設備が整っています。
従来の神戸では季節によって利用期間が限られるリンクもありましたが、通年型施設が完成したことで、夏休みや春休みを含め、冬以外にもアイススケートを体験しやすくなりました。
新しい施設だから常に空いているとは限らず、休日、学校休業期間、イベント開催日などは家族連れや初心者の利用が増えることも考えられるため、時間に余裕を持って来場することが大切です。
基本情報を把握しておく
初めて訪れる場合は、名称だけでなく、所在地、リンクの規模、休館日、最寄り駅といった基本情報を先に押さえておくと、営業カレンダーや経路を調べる際に迷いにくくなります。
施設はHAT神戸エリアにあり、JR、阪神電車、神戸市営バス、自家用車など複数の交通手段を選べる一方、最寄り駅からは数分ではなく約10分以上歩く経路もあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | Sysmex Kobe Ice Campus |
| 所在地 | 神戸市中央区脇浜海岸通2丁目2番5号 |
| リンク | 60メートル×30メートル |
| 施設形態 | 通年型屋内リンク |
| 休館日 | 原則12月31日・1月1日 |
| 運営 | 一般社団法人神戸スケート |
| 問い合わせ | 078-330-6504 |
休館日が年末年始のみと案内されていても、整備、貸切、大会、イベントなどにより一般滑走を行わない時間帯があるため、通年営業という言葉を毎日終日滑れるという意味で受け取らないようにしましょう。
国際規格のリンクで滑れる
メインリンクは60メートル×30メートルの国際規格で、初心者が手すりにつかまりながら練習するだけでなく、フィギュアスケートやアイスホッケーなどの競技活動にも対応できる広さがあります。
広いリンクは開放感があり、混雑が比較的少ない時間帯には大きな円を描きながら滑りやすい一方、一般営業中は利用者全員が同じ方向へ進むルールを守らなければなりません。
基本の進行方向は左回りの反時計回りで、逆走、急停止、急な方向転換、ジグザグ走行、過度なスピード滑走などは、周囲との接触事故につながるため禁止されています。
競技経験がある人でも、一般滑走の時間帯には練習内容や速度を周囲に合わせる必要があり、技術を披露する場所ではなく、幅広い利用者が安全に氷上を共有する時間だと考えることが大切です。
初心者はリンクの広さに緊張しやすいものの、最初から中央へ進む必要はなく、外周の手すり付近で立ち方、足踏み、止まり方を確かめてから少しずつ移動範囲を広げられます。
一般の人も通常営業で利用できる
Sysmex Kobe Ice Campusは本格的な競技施設ですが、一般営業として設定されている時間帯であれば、選手登録や教室への入会をしていない人でも滑走券を購入して利用できます。
スケート経験がまったくない大人、初めて氷に乗る子ども、久しぶりに滑る人、デートや友人同士のレジャーとして楽しみたい人も対象で、貸靴を利用すれば自分のスケート靴を持っていなくても問題ありません。
未就学児も利用できますが、小学校入学前の子どもは保護者の同伴滑走が必要となるため、保護者が観覧席から見守るだけでは利用条件を満たせません。
子どもだけに滑らせる予定だった保護者は、自分の滑走券と貸靴も必要になる可能性があるため、家族全体の費用を計算する際に同伴滑走分を忘れないようにしましょう。
リンクに入らず見学や付き添いだけをする場合は、小学生以上に観覧・付添料が設定されているため、滑らない同行者も完全無料とは限らない点に注意が必要です。
幅広い目的の人に向いている
このリンクは、冬以外にも滑りたい人、本格的な広さのリンクを体験したい人、子どもに新しいスポーツを経験させたい家庭、継続的に教室へ通いたい人に適しています。
一方で、予約なしでいつでも長時間滑れる施設を求める人や、一般営業カレンダーを確認せず自由な時間に立ち寄りたい人には、貸切や教室による時間変動が不便に感じられる可能性があります。
- 季節を問わず滑りたい人
- 初心者として体験したい人
- 家族で屋内レジャーを楽しみたい人
- フィギュアスケートを習いたい人
- アイスホッケーに関心がある人
- 定期的に練習を続けたい人
利用目的によって適した曜日や時間帯が異なるため、気軽な一般滑走、教室への参加、会員としての練習、団体利用、リンク貸切のどれを希望しているかを先に決めると、必要な情報を探しやすくなります。
営業カレンダーの確認が欠かせない
一般営業は毎日同じ開始時刻と終了時刻で固定されているわけではなく、平日は午後を中心に営業する日が多い一方、土日祝日は午前から利用できる日、短時間のみ営業する日、貸切だけの日などがあります。
過去の営業時間を参考に予定を組むと、教室、大会、イベント、整氷、貸切の追加などによって当日の時間が変わっている可能性があるため、来場する月のカレンダーを必ず確認してください。
公式サイトでは一般利用の営業カレンダーが月単位で公開され、一般営業、教室、会員向け時間、貸切などが区別されているため、自分が利用できる枠かを見分ける必要があります。
営業終了間際に到着すると、受付、着替え、貸靴選び、靴ひもの調整だけで時間を使い、十分に滑れないことがあるため、初回は開始時刻に近い時間を選ぶと余裕を持てます。
天候に左右されにくい屋内施設でも、臨時変更が発生する可能性はあるため、遠方から向かう場合は当日の公式サイトやお知らせも確認しておくと安心です。
初心者にも利用しやすい設備がある
館内では券売機で滑走券を購入し、貸靴が必要な人は自分に合うサイズを選び、準備を整えてからリンクフロアへ向かう流れとなっています。
更衣室は3か所用意され、休憩スペースには自動販売機もあるため、普段着から動きやすい服へ着替えたり、滑走の途中で体を休めたりできます。
荷物を置いたまま滑ることに不安がある人は、1回100円のコインロッカーを利用でき、財布、鍵、スマートフォンなどの貴重品を携帯せずに滑走できます。
頭部を守るヘルメットは無料で借りられるため、初めての人や転倒しやすい子どもは、恥ずかしがらず積極的に利用したほうが安全です。
館内にはスケート用品を扱う店舗もあり、継続的に通うようになった場合は、スケート靴の選び方、研磨、調整、修理などについて専門スタッフへ相談できる環境も整っています。
利用料金を先に把握すると予算を組みやすい

一般滑走では、滑走料金に加えて、自分の靴を持っていない人は貸靴料が必要となり、同行者が滑らずに見学する場合も観覧・付添料がかかります。
家族で訪れる場合は、大人と子どもの人数だけでなく、貸靴、手袋、ロッカー、貸しソリ、駐車場などの追加費用を含めて計算すると、当日に予算を超えにくくなります。
以下の料金は2026年6月時点の公式案内を基準にしていますが、優待、イベント、料金改定などが行われる可能性があるため、最終的には来場前に公式情報を確認してください。
一般滑走の基本料金
一般滑走料金は、高校生以上の大人が1,400円、中学生以下の小人が750円で、貸靴を利用する場合は年齢にかかわらず1人500円が加算されます。
滑らずにリンク周辺で見守る小学生以上の同行者には300円の観覧・付添料が必要となり、未就学児の保護者は同伴滑走が求められる点も踏まえて券種を選びます。
| 利用内容 | 料金 |
|---|---|
| 大人一般滑走 | 1,400円 |
| 小人一般滑走 | 750円 |
| 観覧・付添 | 300円 |
| 貸靴 | 500円 |
| ヘルメット | 無料 |
| 手袋 | 300円 |
| 貸しソリ | 30分500円 |
| コインロッカー | 1回100円 |
例えば貸靴を使う大人1人の基本費用は1,900円、貸靴を使う中学生以下の子ども1人は1,250円となり、手袋を現地購入する場合はさらに300円が必要です。
料金には交通費や駐車料金、飲み物代などが含まれないため、家族全体では人数分の滑走料金だけを見るのではなく、来場から帰宅までに必要な総額を考えましょう。
割引対象を確認する
65歳以上のシニアは一般滑走が1,000円となり、障がい者割引では高校生以上が1,000円、中学生以下が500円と案内されています。
障がい者割引を利用する場合は障がい者手帳の提示が必要で、介護者1名も同じ区分の割引を受けられますが、貸靴料や観覧・付添料まで割引されるわけではありません。
- シニアは65歳以上
- 障がい者手帳の提示が必要
- 介護者1名も割引対象
- 貸靴料は割引対象外
- 観覧料は割引対象外
- 団体割引は20名以上
一般団体は20名以上で利用すると1人あたり200円引きとなり、大人1,200円、小人550円になりますが、貸靴料は別途500円です。
時期によって会員向け優待や外部サービスの優待が案内されることもあるため、利用できる制度がある人は公式サイトのお知らせを確認し、適用条件や提示物を来場前に準備してください。
家族利用は追加費用まで計算する
大人2人と貸靴を利用する小学生2人で滑る場合、通常料金だけでも大人3,800円と子ども2,500円の合計6,300円が目安となり、全員が手袋を持参すれば購入費を抑えられます。
保護者の一方が滑らずに見学する場合は、滑走券と貸靴が不要になる代わりに観覧・付添料が必要となるため、子どもの年齢や同伴条件を確認して最適な利用方法を考えましょう。
貸しソリは初心者の子どもを支える道具として便利ですが、1回30分500円で台数にも限りがあり、混雑時には利用制限が行われる可能性があります。
ロッカー代、現地で購入する手袋、飲み物、駐車料金などを含めると、表示された滑走料金より実際の支出は増えるため、家族利用では千円程度の余裕を持たせると安心です。
何度も通う予定がある場合は、一般滑走を毎回購入する方法と定期会員を比較し、月に何回利用できるか、一般営業の時間が生活リズムに合うかまで考えて判断してください。
営業時間は月間カレンダーで確認する

Sysmex Kobe Ice Campusを利用する際に最も注意したいのは、施設自体が開いている時間と、一般の人が滑走できる時間が必ずしも同じではないことです。
リンクでは一般営業以外に、教室、会員向け練習、競技団体の貸切、アイスホッケー、大会、イベントなどが行われるため、曜日だけで営業時間を判断できません。
アクセス方法と営業カレンダーを同時に確認し、到着予定時刻から着替えや貸靴準備の時間を差し引いても十分に滑れる日を選びましょう。
固定営業時間だと思い込まない
一般営業は平日の午後や土日祝の日中に設定されることがありますが、月や日によって開始時刻、終了時刻、営業の有無が変わります。
先月の日曜日に午前から滑れたとしても、今月の同じ曜日が貸切やイベントになっている可能性があるため、過去の口コミや紹介記事の営業時間をそのまま信じるのは避けましょう。
公式の月間カレンダーでは「一般営業」と記載された時間を確認し、教室や貸切だけが書かれている時間を一般利用可能な枠と誤認しないことが重要です。
営業終了時刻まで施設内にいられるとしても、券売機の利用や貸靴受付が終了間際まで対応しているとは限らないため、短時間しか滑れない到着時刻は避けるのが無難です。
初回は開場直後を目安に訪れると、靴のサイズ交換や履き方の確認に時間がかかっても焦りにくく、リンクの雰囲気にも落ち着いて慣れられます。
公共交通機関でアクセスできる
施設へはJR神戸線、阪神電車、阪急電車、神戸市営バスを利用でき、三宮方面からも公共交通機関で移動できます。
最も徒歩時間が短い目安は阪神岩屋駅または阪神春日野道駅からの約10分で、JR灘駅からは約12分、阪急王子公園駅からは約20分です。
| 交通手段 | 最寄り | 目安 |
|---|---|---|
| 阪神電車 | 岩屋駅 | 徒歩約10分 |
| 阪神電車 | 春日野道駅 | 徒歩約10分 |
| JR神戸線 | 灘駅南口 | 徒歩約12分 |
| 阪急電車 | 王子公園駅 | 徒歩約20分 |
| 市営バス | 人と防災未来センター前 | 下車後徒歩 |
神戸市営バスは29系統、100系統、101系統を利用できますが、100系統は運行本数が限られる場合があるため、乗車前に最新の時刻表を確認してください。
冬は防寒着で歩きやすい一方、夏でもリンク内に合わせた荷物が増えるため、駅からの徒歩時間に加え、信号待ちや子どもの歩く速さも考えて移動時間を見積もりましょう。
出発前に確認する項目
出発前には営業カレンダーだけでなく、手袋、長袖、長ズボン、靴下、交通経路、利用料金、子どもの同伴条件まで確認すると、現地での買い足しや予定変更を減らせます。
特に手袋は任意の防寒用品ではなく、指先まで隠れるものの着用が滑走条件となっているため、忘れると現地で購入するか、滑走を諦めることになります。
- 当日の一般営業時間
- 臨時休業やイベント情報
- 手袋と防寒着
- 貸靴を含む予算
- 未就学児の同伴者
- 電車やバスの時刻
- 駐車場の満車対策
スマートフォンに営業カレンダーの画面や公式サイトを表示できるようにしておくと、移動中に時間変更を確認しやすく、同行者とも予定を共有できます。
問い合わせが必要な場合は受付時間内に電話し、混雑予想、団体利用、教室の空き、持ち物など、公式サイトだけでは判断できない点を具体的に確認しましょう。
初心者ほど服装と滑り方の準備が重要

アイススケートは特別な運動経験がなくても楽しめますが、氷上では転倒や接触が起こるため、普段の屋内レジャーと同じ服装では安全性や快適性が不足する場合があります。
リンク内の室温は約10度が目安とされており、滑り始めは寒く、体を動かすと暑くなるため、暖かさだけでなく脱ぎ着のしやすさも重要です。
貸靴の選び方、手袋、長ズボン、ヘルメット、基本ルールを事前に理解し、最初から速く滑ろうとせず段階的に慣れることが、楽しい体験につながります。
安全に滑れる服装を選ぶ
服装は長袖と動きやすい長ズボンを基本とし、転倒時に肌が氷へ直接触れないように、手首や足首まで覆えるものを選びます。
厚いコートを一枚だけ着るより、薄手のインナー、トレーナー、脱ぎ着できる上着のように重ねると、滑って暑くなったときに調整しやすくなります。
- 指先まで隠れる手袋
- 動きやすい長ズボン
- 脱ぎ着しやすい長袖
- 長めで薄手の靴下
- ニット帽またはヘルメット
- 着替え用の衣類
手袋は安全上必須で、指先の出るタイプは条件を満たさないため、子ども用も含めて指全体を覆えるものを用意してください。
靴下は分厚ければよいわけではなく、厚すぎると貸靴の中で足が圧迫されたり、靴のサイズ感が合わなくなったりするため、長めで適度な厚さのものが向いています。
貸靴はサイズだけで決めない
貸靴はフィギュアスケート靴、アイスホッケー靴、小さな子ども向けのダブルランナーが用意され、初めての人には一般的なフィギュアスケート靴が案内されています。
フィギュアスケート靴は15センチから32センチ、アイスホッケー靴は20センチから29センチ、ダブルランナーは15センチから18センチが目安です。
| 貸靴の種類 | サイズ | 主な対象 |
|---|---|---|
| フィギュア靴 | 15~32センチ | 初心者から一般利用 |
| ホッケー靴 | 20~29センチ | ターンや停止に慣れた人 |
| ダブルランナー | 15~18センチ | 小さな子ども |
普段の靴より大きいサイズを選びすぎると足首が固定されず、氷の上で立ちにくくなるため、つま先が強く当たらず、かかとが大きく浮かないサイズを探しましょう。
足が痛い、靴の中で足が動く、足首が左右へ倒れると感じた場合は、我慢して滑り続けず、スタッフへ相談してサイズや締め方を調整してください。
初心者は転び方から覚える
初めてリンクへ入るときは、手すりにつかまり、膝を軽く曲げ、重心を低くした状態で両足を小さく動かすと、直立して体を硬くするよりバランスを保ちやすくなります。
転びそうになったときに後ろへ反り返ると後頭部を打ちやすいため、膝を曲げて重心を下げ、可能であれば横や前へ小さく座るように転ぶ意識を持ちます。
立ち上がる際は手すりまで無理に這って移動せず、四つんばいの姿勢から片足ずつ氷へ置き、膝に手を添えてゆっくり体を起こします。
氷上で長時間立ち止まる行為や、滑りながらスマートフォンを操作する行為は、後ろから来る利用者との接触につながるため禁止されています。
鬼ごっこ、競争、急な方向転換、3人以上で手をつないで滑る行為、子どもを抱っこしたまま滑る行為も避け、周囲の速度と流れに合わせることを優先してください。
無料のヘルメットは技術が低い人だけの道具ではなく、予想できない転倒や接触から頭部を守るためのものなので、初心者や子どもは積極的に着用しましょう。
教室や会員制度で継続的に楽しめる

一度体験して終わるだけでなく、安定して滑れるようになりたい人には、年齢やレベルに応じたスケート教室、アイスホッケー教室、会員制度などの選択肢があります。
教室では立ち方や前進から学べる初心者向けクラスのほか、ジャンプやスピンを目指すクラス、大人向け、親子向け、アイスダンスなども設定されています。
募集状況、受講料、曜日、開始時刻は変更されることがあるため、入会を検討する際は一般滑走で施設との相性を確かめたうえで、最新の教室案内を確認してください。
年齢や目的に合う教室を選ぶ
通年のスケート教室には、3歳から7歳を対象にしたバンビ、6歳から12歳のジュニア初級、ジャンプやスピンなどを学ぶジュニア中級、高校生以上の大人クラスなどがあります。
土曜クラスや日曜クラスは3歳から大人までを対象とし、3歳から5歳の子どもと保護者が一緒に参加する土曜親子クラスも用意されています。
2026年6月時点の案内では、月4回のバンビやジュニアクラスが月額8,000円、大人クラスが月額10,000円、親子クラスが月額12,000円など、クラスごとに受講料が異なります。
開催曜日が生活リズムに合っていても、年齢、経験、求められる技術、定員を満たさなければ参加できないため、希望クラスを一つに決める前に複数候補を確認しましょう。
申し込みは電話で予約した後、教室開催日までに来館して申込書の記入と支払いを行う流れが基本となるため、電話だけで手続きがすべて完了するわけではありません。
会員制度は利用頻度で比較する
継続的に滑る人向けには、フィギュアスケート愛好者を対象とするライフ会員と、一般営業中に繰り返し滑れる定期会員があります。
ライフ会員は16歳以上で施設の教室受講歴などの条件があり、月4回分の会員向け貸切枠や曲かけ練習など、一般滑走とは異なる練習環境を利用できます。
| 会員区分 | 月額 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| ライフ会員 | 7,000円 | 月4回の専用枠 |
| 大人定期会員 | 14,000円 | 一般営業中に滑走可能 |
| 小人定期会員 | 7,500円 | 一般営業中に滑走可能 |
| シニア定期会員 | 10,000円 | 一般営業中に滑走可能 |
| 会員専用ロッカー | 3,000円 | 希望者向け |
大人の一般滑走料金1,400円と比較すると、定期会員は月10回程度滑る人ほど料金面のメリットを感じやすくなりますが、実際には営業カレンダーと自分の予定が合うかが重要です。
定期会員でも外部指導員によるレッスンや振り付けは認められておらず、平日のエレメンツ練習などにも条件があるため、自由に好きな練習ができる制度だと決めつけないようにしましょう。
目的に合う利用方法を選ぶ
単発のレジャーなら一般滑走、基本から習いたいならスケート教室、頻繁に自主練習するなら定期会員、学校や地域活動で利用するなら団体利用が候補になります。
アイスホッケーに取り組みたい人には、小学生から高校生、女子、大人などを対象とした複数のスクールが案内されており、詳細は各運営団体の募集条件を確認する必要があります。
- 初回体験は一般滑走
- 基礎習得は初心者教室
- 親子体験は親子クラス
- 反復練習は定期会員
- 学校行事は学校団体利用
- 大会や撮影は貸切利用
一般団体は20名以上で割引を受けられ、学校団体では条件を満たすと貸靴料が無料になるなど、個人利用とは料金体系や申し込み方法が異なります。
リンクを全面的に使用する貸切では、アマチュアの入場料徴収なしの利用が1時間25,000円からとなり、商業撮影や有料イベントでは別の料金が設定されています。
団体や貸切は希望日の直前に申し込んでも利用できない可能性があるため、人数、目的、希望日時を整理し、公式案内で受付開始時期や申込書の提出期限を確認してください。
来場前の確認で快適なスケート時間をつくる
シスメックス神戸アイスキャンパスは、国際規格のリンクを備え、初心者や家族連れから競技者まで利用できる神戸の通年型スケート施設であり、貸靴や無料ヘルメット、更衣室、ロッカーなど初回利用を支える設備も整っています。
一般滑走は大人1,400円、小人750円、貸靴500円が基本となりますが、手袋、観覧料、貸しソリ、ロッカー、駐車場などの追加費用が発生することもあるため、家族利用では総額を計算しておくと安心です。
最も重要なのは、通年型だから毎日同じ時間に滑れると考えず、来場する月の一般営業カレンダーを確認し、貸切、教室、イベントと重なっていない時間を選ぶことです。
服装は長袖、長ズボン、長めの靴下を基本とし、指先まで隠れる手袋を必ず用意して、初心者や子どもは無料ヘルメットも活用しながら無理のない速度で滑りましょう。
一度の体験から始め、さらに上達したくなったら年齢別の教室や定期会員を検討することで、季節に左右されず、自分の目的とペースに合わせてアイススケートを長く楽しめます。


